「Xserver(エックスサーバー)でサブドメインを追加するには、どうすれば良いの?」
「サブドメイン追加後のWordPressの設置手順について知りたい。」
このような悩みを持たれていませんか?
Xserver(エックスサーバー)はサーバーパネルから、簡単にサブドメインの追加とWordPressの設置ができます。
今回の記事では、サブドメインの追加とWordPressのインストール手順について解説していきます!
初心者にも簡単にできるので、安心してください。
サブドメインとは?どんな時に使われるの?
サブドメインとは、インターネット上のあるドメイン名の配下に設けられた別のドメインのことを指します。
そのため、「独自ドメイン」と「サブドメイン」は別サイトとして、Googleクローラーから識別されます。
サブドメインの特徴として、本体ドメインの文字列の左側に文字が入ります。楽天市場が最も分かりやすいので、下記を参考にしてください。
楽天市場:https://www.rakuten.co.jp/
楽天トラベル:https://travel.rakuten.co.jp/
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/
引用元:楽天URL
このように楽天市場が本体ドメインですが、楽天市場のサイトに、別のテーマである楽天トラベルの内容を入れようとすると、サイトが複雑になってしまい、ユーザーも分かりづらくなってしまいます。
同じ系列のサイトで、別のテーマを発信する場合は、サブドメインを追加して分けるのが良いです。
メリットとしては、本体ドメインのSEO評価をある程度、受け継いだ状態から、サイト運営ができるため、若干SEO上でも有利になります。
また、無料でサブドメインを追加できるので、費用面でも抑えることが可能です。
かなり便利な仕様だと思います!
サブドメインとサブディレクトリの違い
サブドメインと似た用語でサブディレクトリというものがあります。
サブディレクトリとは、メインのドメインと同じものとして管理でき、メインドメインからのSEO評価を完全に引き継げます。
サブディレクトリはメインサイトのテーマと関連する場合に使用するのがおすすめですが、個人ブログであれば、異なるジャンルで利用するのも良いでしょう。
サブドメインとサブディレクトリの違いは下記の通りです。
項目 | サブドメイン | サブディレクトリ |
---|---|---|
SEO評価 | ある程度引き継ぐ | 完全に引き継ぐ |
Googleクローラー からの認識 | 別サイト扱い | 同じサイト扱い |
用途 | メインサイトと同じブランドだけど、 テーマが異なる場合に使用 | メインサイトと関連する場合に使用 |
ドメイン | https://sbu.canaa.jp/ (前に文字が入る) | https://canaa.jp/media/ (後ろに文字が入る) |
用途に合わせて上手に活用しましょう
Xserver(エックスサーバー)でサブドメインを追加する手順
それでは、Xserver(エックスサーバー)でサブドメインの追加をしていきましょう!
PC画面で解説していきます。下記のURLからエックスサーバーの管理画面にアクセスできます。
まずは「サーバー管理」を選択し、サーバーパネルにアクセスしましょう。
次に「サブドメイン設定」を選択します。
次に対象のドメインを横にある「選択する」をクリックします。
「サブドメイン設定追加」を選択し、「サブドメイン名」の入力を行いましょう!
ドキュメントルートなどは、そのままでOKです。入力できましたら、「確認画面へ進む」を選択します。
サブドメイン設定の情報が間違いなければ「追加する」を選択しましょう!
これでサブドメインの追加設定が完了です!
サブドメインにWordPressをインストールする手順
サブドメインを追加設定しただけでは、WordPressでサイト運営を行うことができません。
ここで、サーバーパネルからサブドメインにWordPressをインストールする手順について解説していきます。
「WordPress簡単インストール」を選択します。
次に本体ドメインの横にある「選択する」をクリックします。
サイトURL | サブドメインのURLを選択 |
---|---|
ブログ名 | 新しいサイト名を入力 |
ユーザー名 | あなたのユーザー名を入力 |
パスワード | 好きなものを設定 |
メールアドレス | あなたのメールアドレスを入力 |
キャッシュ自動削除 | ONにする |
---|---|
データベース | 自動でデータベースを生成する |
テーマ | WordPressデフォルトテーマなど 好きなものを選ぶ |
入力が終わりましたら、「確認画面へ進む」をクリックします。これでサブドメインにWordPressのインストールできました。
「インストール済みWordPress一覧」から、サイトの管理画面までお進みください。
サブドメインは発行すると「保護されていない通信」と表示される
サブドメインを発行し、いざWordPressの管理画面にアクセスすると、ドメインに「保護されていない通信」と表示される場合があります。
非SSL(http)表記だと、「保護されていない通信」と表示されてしまいます。
現在のエックスサーバーでは、自動でSSL化を行ってくれる為、WordPressの管理画面でURLの変更をすることで、解決できます。
上記の画像のように、「設定」→「一般」を選択します。
WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)を「https://」に変更することで解決できます。
上記の方法をしても解決しない場合は、エックスサーバーに問い合わせするようにしましょう。
サブドメインにFTPからファイルをアップロードする手順
次にFTPからファイルをアップロードする手順について解説していきます。
エックスサーバーでは、サブドメインを作成した際、独自ドメインのファルダの中に、サブドメインのディレクトリが作成されます。
「本体ドメイン」→「public_html」の順に選択すると、サブドメインのフォルダが見つかります。
Xserver(エックスサーバー)のサブドメイン設定手順まとめ
いかがでしたか?
Xserver(エックスサーバー)でサブドメインを追加できましたか?
エックスサーバーはサーバーパネルから簡単にサブドメインの追加とWordPressの設置ができます。
非常に簡単ですので、ぜひチャレンジしてみてください。