「世界の歴史が学べるおすすめ本を教えてほしい。」
「世界史を見直すのにわかりやすい本が知りたい。」
この記事に訪れた方は上記のような悩みを持っていませんか?
大学受験に向けて世界史を学習している学生の方だけではなく、大人になってから世界史を改めて学び直しを考えている方もいらっしゃると思います。
世界史を身に着けておけば、経済や情勢の変化への影響を理解したり、海外旅行の観光する時に世界遺産の背景を知ってればより楽しめます。
今回の記事では学生の方から社会人まで世界の歴史が学べるおすすめ本を紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
世界の歴史が学べるおすすめ本5選
世界の歴史が学べるおすすめ本5選を紹介していきます。
世界の歴史が学べるおすすめ一覧 | おすすめできる方 Amazon評価 2024年1月時点 |
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①今さら聞けない! 世界史のキホンが2時間で全部頭に入る | ・世界史で習った内容を振り返りたい方 ・世界史の基本を身に付けたい方 |
②300点の写真とイラストで大図解 世界史 | ・写真やイラストで見た方が内容を抑えやすい方 ・世界史でよく見る画像について詳細を知りたい方 |
③一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書 公立高校教師YouTuberが書いた | ・大学受験に向けて世界史を学習している方 ・初めて世界史を学ぶ学生から社会人 |
④一気読み世界史 | ・世界史を一気に勉強したい方 ・入試対策の世界史本をお探しの方 |
⑤アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの世界史 | ・世界史を初めて学ぼうと思っている方 ・イラストが多い方が理解しやすい方 |
- 自分が学びやすい形式はどんなものか
(図解、文字の量を確認する) - どんな内容を学びたいのか
(世界史の概要、受験対策、歴史上の人物など)
1つずつ解説します。
①今さら聞けない! 世界史のキホンが2時間で全部頭に入る
発売日 | 2021/10/25 |
ページ数 | 264ページ |
筆者 | 馬屋原 吉博 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 1文明の誕生(約5000年前~紀元前5世紀)
- 2ポリス世界の終焉とローマの躍進(紀元前5世紀~紀元前1世紀)
- 3ローマの落日と中華世界の繁栄(1世紀~6世紀)
- 4イスラーム世界と西欧世界の成立(7世紀~15世紀)
- 5近世ヨーロッパの発展(15世紀~17世紀)
- 6近代の到来とアメリカの独立(17世紀~19世紀)
- 7世界を席巻する帝国主義(19世紀~20世紀)
- 8初の世界大戦が残したもの(20世紀)
- 9防げなかった二度目の世界大戦(20世紀)
- 10冷戦を経てなお対立は続く(20世紀~21世紀)
- 世界史で習った内容を振り返りたい方
- 世界史の基本を身に付けたい方
学校で世界史を習ったけど、もう一度学び直したい。そんな方にオススメなのがこちらの一冊。世界史における文明の発祥から現代に至る人類5000年の歴史を約2時間ほどで頭に入れられる内容となっています。
解説も分かりやすい図解が挿入されている他、難しい専門用語などを極力除き分かりやすく読みやすい世界史本となっています。
世界史の復習をしたい方にはもちろん、これから世界史を学んでいく中高生にもオススメできる一冊です。
②300点の写真とイラストで大図解 世界史
発売日 | 2020年11月30日 |
ページ数 | 251ページ |
筆者 | ジェレミー・ブラック氏 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 第1章 先史時代の人類 1000万年前~ 紀元前1万年
- 初期の人類/人類の起源と拡散に関する学説/狩猟採集民族としての生活/洞窟壁画
- 第2章 古代世界 紀元前1万2500~紀元前1000年
- 農業の誕生/信仰のめばえ/家畜/移動手段―馬/要塞づくりの始まり/神の町「/文明のゆりかご」/戦争の声/外交の始まり/アデナ文化/文明のゆりかごの外側/時間の発見/世界を変えたモノ―金属/文字の誕生/通貨
- 第3章 古典文明 紀元前1000~紀元500年
- 帝国の出現と政治の台頭/中国の国家の誕生/中国と遊牧騎馬民族との戦い 紀元前210〜紀元600年/アジアの宗教/古代世界のアフリカ/西南アジアの帝国/サラミスの海戦(紀元前480年)/もしアレクサンドロス大王が西へ向かっていたら?/ギリシア世界/ギリシアの劇場/ローマ/移動手段―車輪と道/ローマ人の地図/奴隷の反乱/ローマの凋落/帝国都市
- 第4章 中 世 500~1500年
- 「蛮族」の第二波/「蛮族」に対する防御/キエフ・ルーシ(キエフ公国)/トゥール・ポワティエ間の戦い 732年/宗教をめぐる争い/エル・シッドとその武勇伝/世界の覇者たち/マルコ・ポーロ―中国の記録を残した男/都市と交易/中世の中国/ アフリカにおける中世の帝国/世界を変えたモノ―火薬/コロンブス到着前のアメリカの帝国/ミシシッピ文化/科学/イスラム世界の知識/実生活/封建制度/城/市場経済の普及/黒死病と社会/南洋州の思想/ポリネシアの移住者
- 第5章 ルネサンスと啓蒙思想 1500~1750年
- 海洋探検/移動手段―海/海賊行為/アメリカ大陸征服/シェイクスピアとアメリカ大陸/世界を変えたモノ―砂糖/オスマン帝国/アフリカ/ルネサンス/日本/清の中国征服/都市―アジアを支配した階層制/インドのムガル帝国/宗教改革/ヨーロッパにおける戦争/1560~1648年のヨーロッパの戦争/絶対王政/科学革命/啓蒙思想/通信の発達/中国とイエズス会/18世紀の世界経済
- 第6章 革命とナショナリズム 1750~1914年
- 七年戦争 1756~1763年/アメリカ独立戦争/科学における革命/ロマン主義/1790年代の危機/ハワイ統一/フランス革命とナポレオン/植民地への移住/流刑囚植民地/ラテンアメリカにおける自由のための戦い/シモン・ボリバル/新大陸の奴隷制の終焉/アメリカ南北戦争 1861~1865年/明白なる天命―アメリカの拡張/ルイジアナ買収/産業革命/世界を変えたモノ―石炭/蒸気の力/移動手段―鉄道/通信技術/ナショナリズム/歴史をつくったオペラ/イギリスによるインド支配/インド大反乱 1857~1859年/清の衰退/西洋列強が建てた都市/太平天国の乱/明治維新/アフリカ分割/レオポルド国王の私有地―コンゴ/西洋が突きつけた課題/地図をつくる社会/海図
- 第7章 争い合う世界 1914~ 1945年
- 世紀の変わり目/第一次世界大戦/西部戦線の戦い/ロシア革命/スペインかぜ/大戦間期―1919~1938年/サルバドール・ダリ(1904~1989)―因習破壊主義者としての芸術家/女性と選挙権/中国の辛亥革命―中華民国の誕生/五・四運動/中国国民党/映画/病気との闘い/移動手段―航空機/大恐慌/食糧/過激主義の台頭/日中戦争/南京事件/第二次世界大戦/電撃戦/世界を変えたモノ―石油/転機となった戦い―ミッドウェー海戦
- 第8章 現代の世界 1945年~現在
- 冷戦/欧州連合/脱植民地化/独立後のアフリカ/中国の台頭/土地改革政策/冷戦後のアメリカ/摩天楼/現代の消費者の台頭/大衆文化/音楽/テレビ/世界の食糧事情/工場畜産/食糧/環境問題/ダム/人口統計/都市の将来/現代科学/移植/ハイウェイ/ 世界を変えたモノ―コンピューターチップ/移動手段―宇宙
- 写真やイラストで見た方が内容を抑えやすい方
- 世界史でよく見る画像について詳細を知りたい方
世界史を学べる本の多くは文字の量が多くて読むのが億劫に感じる方がいるかと思います。この本では世界史を写真やイラストを基に学んでいきます。
各ページに1、2枚の画像があり、その画像の沿った歴史上の出来事や人物などが解説してます。画像がメインの構成ですが、世界史の重要なポイントはしっかり押さえられているので世界史を初めて学ぶ方も楽しめるはずです。
300点も写真やイラストがあるので、他の教材や本では見たことのない画像も出会えるかもしれません。
また、参考資料が多いおかげで、他の世界史の本ではわかりにくかった内容も理解できそうですね。
世界史の内容が理解できている方にとっても見たことがない画像で理解が深まるのではないでしょうか。
③一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書 公立高校教師YouTuberが書いた
発売日 | 2018年8月18日 |
ページ数 | 352ページ |
筆者 | 山崎 圭一氏 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 序章 人類・文明の出現
- 1章 ヨーロッパの歴史
- 2章 中東の歴史
- 3章 インドの歴史
- 4章 中国の歴史
- 5章 一体化する世界
- 6章 革命の時代
- 7章 帝国主義と世界大戦
- 8章 西アジア・南アジアの近代史
- 9章 近代の中国
- 10章 現代の世界
- 大学受験に向けて世界史を学習している方
- 初めて世界史を学ぶ学生から社会人
著者は現役の公立高校の教員であり、YouTubeで世界史の授業の動画を投稿されています。
世界史の教科書だと、国や時代が複雑に入り組んでいるので流れがつかみにくいと感じたことはありませんか。私自身、年代が進んだり遡ったりするので、誤って覚えていることがありました。
著者もこの点について指摘されており、構成をわかりやすく解説してくれています。
この本ではそんなわかりにくい流れではなく、1つの地域を年代に沿って学び、終わったら次の地域の学習に進んでいきます。いろんな年代や地域が混ざり合わないので、学んだ順番で覚えたら時代の流れに沿って覚えられます。
最初にどんな流れで学習を進めていくか示されており、全体像をつかみやすいです。
現役で教鞭をとられている方が書いているからこそ、教科書ではわかりにくかった点を改善してできた1冊なのかもしれませんね。
④一気読み世界史
発売日 | 2022/11/17 |
ページ数 | 288ページ |
筆者 | 出口 治明 |
Amazonカスタマー レビュー |
- 第1章|紀元前の歴史・前編|アフリカを旅立った人類が、 大国統治の技術を獲得する
- 第2章|紀元前の歴史・後編|人間が考えられることのほぼすべては、紀元前に生まれた
- 第3章|1世紀~5世紀|寒冷化する世界で、2つの世界帝国が領土の半分を捨てた
- 第4章|6世紀~10世紀|諸部族の争いを制した拓跋部とフランク族、2つの国家の躍進と衰退
- 第5章|11世紀~12世紀|温暖化による人口増加が 世界を大きく変えた200年
- 第6章|13世紀~14世紀|クビライのグローバリゼーションの大波が世界を襲った
- 第7章|15世紀~16世紀|鉄砲、印刷に新大陸到達、技術革新が「ヨーロッパ」を形成していく
- 第8章|17世紀|アジア4 大帝国の最盛期、ヨーロッパの「国家」意識はいまだ希薄
- 第9章|18世紀|産業革命と国民国家、ヨーロッパが世界の覇権を握る偶然
- 第10章|19世紀|ネーションステートが拡散し、アジアから欧米に覇権が移る
- 第11章|20世紀前半|総力戦の時代、 アメリカが台頭し、日本は「開国」を忘れる
- 第12章|20世紀後半~21世紀|冷戦の恩恵で復興した日本は停滞に陥り、 GDPの勝者は中国
- 世界史を一気に勉強したい方
- 入試対策の世界史本をお探しの方
紀元前から21世紀までの歴史を一気に学びたい方にオススメの一冊。
早ければ約7時間ほどで、読み切れる内容となっています。歴史の要点ごとの詳しい解説を知りたい方には、やや不向きですが大まかな世界史の流れを一通り学んでおきたいという人にはニーズに合っている一冊です。
入試やテスト対策で世界史を学んでいるという方も目を通しておくと、歴史を把握しやすくなり勉強が捗ります。
⑤アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの世界史
発売日 | 2022年3月9日 |
ページ数 | 536ページ |
筆者 | ワークマンパブリッシング |
Amazonカスタマー レビュー |
- はじめに
- 1時間目 最古の人類 先史時代~前3500 年
- 2時間目 最初の文明 前3500 年~後300 年
- 3時間目 中世 後400 年~1500 年
- 4時間目 ルネサンスと宗教改革 1350 年~1650 年
- 5時間目 大航海時代 1400 年~1800 年
- 6時間目 革命と啓蒙思想 1500 年~1865 年
- 7時間目 帝国主義の時代 1800 年~1914 年
- 8時間目 20 世紀初頭の世界大戦 1914 年~1945 年
- 9時間目 第二次世界大戦後の世界 1945 年~現在
- 索引
- 世界史を初めて学ぼうと思っている方
- イラストが多い方が理解しやすい方
一見、ページ数が多くて読むのが嫌になってしまいそうですが、きっと読み始めたら印象がガラッと変わりはずです。
コンセプトは「クラスのいちばん頭がいい同級生」が貸してくれたカラーイラストがある手書きのノート。
開いてみると、ノート風のページに手書き風のイラストで構成されています。マーカーが引いてあったり、文字の色が変えてあったりして重要な部分もわかりやすいです。
イラストも写真で見るよりデフォルメされていることで特徴がつかみやすく、印象にも残りそうですね。
イラストや吹き出しのコメントもクスっと笑えるようなものもあります。
復習したい学生にも、初めて世界史を学ぶ方にもおすすめの1冊です。楽しみながら学習できるのではないでしょうか。
世界の歴史が学べるおすすめ本の選び方・注意点
本の選び方については下記の通りです。
- 自分が学びやすい形式はどんなものか
(図解、文字の量を確認する) - どんな内容を学びたいのか
(世界史の概要、受験対策、歴史上の人物など)
この2点に注意して本を選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は初心者の方からすでに知っている方まで世界の歴史を学べる本について紹介しました。歴史を学ぶことは難しい言葉や内容があったりしますが、知っていることで役立つこともあります。
ぜひ、世界史を楽しく学んでくださいね。