「寝つきが悪くて、夜中に目が覚めるのを減らしたい…」
「寝る前に飲むと良いものって何があるの?」
「疲労回復や快眠におすすめの飲み物を教えて欲しい!」
今回の記事ではこのような声にお応えしていきます。
寝る前の1-2時間の行動は、眠りの深さや快眠に大きな影響を与えます。同じ時間寝ていてもより疲れが取れたり、身体がすっきりしたり、美肌効果を得られたり、様々な効果があります。
そこで今回の記事では飲み物にスポットを当てて、寝る前に飲むと良いおすすめのものを紹介していきます。それぞれの効果や反対に避けるべきものなど詳しく解説していきます。
飲み物を工夫するたげで、手軽に安眠効果を得られますよ。
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寝る前に飲むといいものは?おすすめ13選を紹介
寝る前に飲むおすすめ飲み物をご紹介します。
- ココア
- ホットミルク
- 生姜湯
- 白湯
- ハーブティ
- 豆乳
- リンゴ酢
- 栄養ドリンク
- ヤクルト1000
- トマトジュース
- プロテイン
- バナナスムージー
- 甘酒
ひとつずつ解説していきますね!
①ココア
ココアも睡眠前の飲み物としておすすめです。
ココアにはテオブロミンという成分が含まれており、自律神経を整えて寝つきを良くしたり、眠りが深くなる作用があります。またココアにミルクを入れたり、ホットココアにしたりするとよりリラックス効果が得られます。
ただし砂糖が多く含まれていないものを選ぶようにしましょう。睡眠前に砂糖を多く摂ると血糖値が上がり睡眠の質が下がってしまいます。ピュアココアから作ったり甘さ控えめのものがおすすめです。
②ホットミルク
ホットミルクにもリラックス効果や安眠効果があります。
ミルクに含まれるトリプトファンは、メラトニンという睡眠ホルモンを作る原料になります。またミルクに多く含まれるカルシウムには交感神経を抑え、副交感神経を優位にさせる働きがあります。
これにより活動状態からリラックス状態へと身体が切り替わり、スムーズに睡眠へ入れます。
ホットミルクは消化吸収に優れているので、胃への負担が少なく睡眠前でも飲みやすいです。
③生姜湯
お湯に生姜を混ぜた生姜湯も寝る前におすすめです。
生姜チューブや生の生姜をスライスしたものをお湯に溶かして作ります。お湯に溶かすだけのパウダータイプなら簡単に作れるので毎日の習慣にできます。
生姜は血行を良くして身体を温める効果があるので、寝る1-2時間前に飲むと良いです。
生姜をたくさん取りすぎると胃腸に負担がかかるので適量を心がけましょう。
④白湯
白湯とは水を沸騰させてから飲みやすい温度に冷ましたものです。
体温より少し高い40度~50度の白湯を飲むことで体が温まり、全身の血行が良くなります。体の内側から温まることで肩こりの解消などのほかにも、副交感神経が働きリラックス効果も期待できます。
1度温まった体温が冷めていく過程で心地よい睡眠への導入になります。
⑤ハーブティ
ハーブティはリラックス効果があるので寝る前におすすめです。
ラベンダーやカモミールなどのハーブティは特にリラックス効果が高く、スムーズな睡眠に繋げやすいです。ノンカフェインのものを選べばので、就寝時間に近くなっても気にせず飲めます。
ハーブのブレンドによって味が変わるので、甘めやさっぱりめなど好みに合わせて好きなものを選べるのもメリットです。
⑥豆乳
豆乳や温めた豆乳も寝る前におすすめです。
豆乳はタンパク質やカルシウムを多く含むので、寝る前に飲むことで睡眠中に筋肉を修復するのに役立ちます。
また豆乳はトリプトファンというアミノ酸を含み、これが幸せホルモンのひとつセロトニンの原料となります。そのため、リラックス効果が期待でき良質な睡眠に入れます。
⑦リンゴ酢
美肌効果を取り入れたい方はりんご酢を寝る前に飲んでみてはいかがでしょうか。
リンゴ酢には抗酸化作用があるため、肌や細胞へのダメージを遅らせることができます。寝る前に飲むことで、疲労回復や美肌効果、血圧コントロールなど睡眠の機能を助ける働きが期待されます。
また、リンゴ酢は血糖値の急激な上昇を抑える働きがあるので、眠りやすくする効果があるとも言われています。
⑧栄養ドリンク
疲れた時や頑張りたい時に飲む栄養ドリンクも、実は睡眠前の飲み物に適しています。
睡眠時にはあらゆる成長ホルモンが身体の新陳代謝を促し、疲れやダメージを回復しています。この成長ホルモンにとって必要なビタミンやタンパク質などの栄養素を、栄養ドリンクによって補給できます。
寝る前に栄養ドリンクを飲むことで身体の新陳代謝が促され、美肌効果の維持や疲労回復に繋げられます。
⑨ヤクルト1000
寝る前にヤクルト1000を飲むと快眠できると言われています。
ヤクルト1000には腸内まで生きて到達する乳酸菌のシロタ株が、1本あたり1000億個入っています。乳酸菌を多く含むヤクルトは安眠効果や睡眠の質を向上させる効果が期待できます。
毎晩ヤクルト1000を飲むことで睡眠の質が深くなり、朝すっきり起きられるようになったという方もいます。
便秘を改善する効果も期待できます。
⑩トマトジュース
実はトマトジュースには、睡眠前に飲むと良い効果がたくさん期待できます。
トマトに多く含まれるリコピンは、血液中で中性脂肪やコレステロールを減らし新陳代謝の促進や、病気や老化の原因となる活性酸素を取り除く抗酸化作用があります。
また、体内の血糖値上昇を抑えるインスリンを活性化させる働きもあります。
トマトに多く含まれる食物繊維は便秘改善にも良い働きをします。
⑪プロテイン
健康維持を目的に飲まれるプロテインは寝る前に飲むのも効果的です。
成長ホルモンは筋肉を成長させたり、身体の機能をコントロールしたりする役割があり、その過程でタンパク質の吸収を促します。
成長ホルモンが多く分泌される睡眠時にプロテインを飲んでタンパク質を補給することで、より効果的に筋肉量の増加や身体作りに役立ちます。
寝る1時間~30分前に飲むと成長ホルモン分泌のピークとプロテインの吸収のタイミングが合います。
コスパの良いプロテインは下記の記事も参考にしてみてください
⑫バナナスムージー
バナナジュースやバナナスムージーもおすすめです。
バナナに含まれているアルギニンは、体内でオルニチンに変化し成長ホルモンの働きを活性化させます。成長ホルモンの働きを助けることで、疲労回復や体脂肪の燃焼などの効果が高まります。また、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの材料になるトリプトファンを多く含みます。
糖質を分解するアミラーゼやホルモンの働きを整えるマグネシウムを含んでいることからも睡眠前の飲み物に効果的です。
⑬甘酒
最後におすすめしたいのが、甘酒です。
甘酒には、ストレスを緩和するGABAが含まれているため、寝る前に甘酒を飲むことで安眠効果が期待できます。また酵素やビタミンB群を多く含み睡眠中の栄養補給にも役立ちます。
温めた甘酒がよりリラックス効果が高まりますが、これらの栄養素は熱に弱いので熱しすぎないように注意しましょう。
糖質が高いので飲みすぎないように気をつけるのがおすすめです。
寝る前の飲み方で注意するポイント5選
寝る前に飲むおすすめの飲み物を紹介してきましたが、ここで注意点をお伝えします。これらの飲み物を飲む時は、以下の点を気をつけるとより睡眠の質を上げられます。
- 飲み物によって飲む量を変える
- 温かい飲み物は就寝1時間前までに飲む
- 就寝直前は常温か冷たい飲み物を飲む
- アルコールの摂取は少なくする
- カフェインの摂取はできるだけ避ける
詳しく解説していきます。
①飲み物によって飲む量を変える
寝る前におすすめの飲み物は、それぞれ適した量が異なります。
白湯などの水分補給に特化した飲み物は、コップ1杯程度を目安に飲むようにしましょう。過剰に摂取すると夜中にトイレに起きる可能性があるため注意が必要です。
寝る前に糖質を摂りすぎると血糖値が上昇し良質な睡眠に入れなくなるので、糖質が高い飲み物は特に飲みすぎないようにしましょう。
②温かい飲み物は就寝1時間前までに飲む
寝る前の飲み物は温めて飲むことで、リラックス効果や睡眠の質が高まる効果を得られます。
しかし、寝る直前に温かい飲み物を摂ると、夜中にトイレに行きたくなったり目が覚めやすくなったりすることがあります。そのためホットドリンクは、就寝前から1時間以上はある時に飲むようにしましょう。
数時間前にホットドリンクを飲むと一度温まった身体がゆっくりと冷めていくことで、スムーズに深い眠りにつくことができます。
③就寝直前は常温か冷たい飲み物を飲む
寝る直前は温かい飲み物よりも常温か冷めた飲み物を飲むようにしましょう。
熱い飲み物によって体温が上昇したまま眠りにつくと、眠りが浅く途中で目を覚ましてしまう可能性があります。
また、消化しにくい飲み物やカフェインを多く含む飲み物は、胃腸に負担をかけるため全身が休めるまで時間がかかってしまいます。寝る直前には水やノンカフェインのハーブティなど軽い飲み物が適しています。
④アルコールの摂取は少なくする
寝る前にはアルコールの摂取は少なめにしておきましょう。
寝付きを良くするために寝酒として寝る前にアルコールを飲むこともあります。ただし、アルコールによって眠りが浅くなることが分かっています。
酔いが覚めてくるときに脳の活動が活発化し良質な睡眠を妨げてしまう可能性があります。
⑤カフェインの摂取はできるだけ避ける
カフェインには、眠気を誘うアデノシンの働きを阻害する作用や利尿作用があります。
寝る前にカフェインを摂取すると寝つきが悪くなったり夜中に目が覚めやすくなったりします。カフェインは摂取して1時間後が最も体内で多くなり、4-6時間後にようやく半減します。
睡眠の質を上げるためには寝る前の6時間はカフェインを含む飲み物は飲まないことが理想的です。
寝る前に飲んではいけないものは「コーヒー・紅茶・アルコール」
反対に、寝る前に飲んではいけないものはどんなものでしょうか。
コーヒーや紅茶はカフェインを多く含む飲み物です。目が覚めやすくなる効果があるので避けた方が、良質な睡眠になります。
またアルコール類も寝る前は飲まないのがおすすめです。少量の寝酒でも睡眠の質を下げるので、寝る前の飲酒が習慣になっている方は少しづつ減らしていくのがおすすめです。
その他 寝る前の睡眠の質を上げる方法について
飲み物の他にも睡眠の質を上げる方法はあります。主な例をまとめるとこちらのとおりです。
- 軽いヨガ・ストレッチする
- アロマキャンドルを焚く
- ぬるめのお風呂に入る
- 音楽を聴いてリラックスする
- 軽い読書を楽しむ
- ハーブティーなどのドリンクを飲む
- 空腹のときは消化の良い物を食べる
- プロテインをとる
- リビングルームなどの照明を控えめにする
- 寝る前には必ず歯を磨く
- ホットアイマスクで目元を温めて眠る
- 寝る前に瞑想する
- マスターベーションをする
寝る前には光や音などの刺激を減らし、リラックスできる環境にしていくと、深い眠りにつきやすくなります。これらのことを習慣にすることで寝る前のルーティンを身体が覚えて、寝つきが良くなる効果もあります。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では寝る前におすすめの飲み物や注意点などを解説してきました。正しい知識を持っておけば手軽な方法でも睡眠の質を上げられます。
自分が好きなものや簡単に取り入れられそうなものから、ぜひ試してみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!