日本人にとって馴染み深いSNSのひとつであるTwitter。老若男女問わず利用しているユーザーは多いです。しかし、このTwitterは近年なにかとニュースが話題となっています。
特に衝撃的だったのが、Twitter(ツイッター)からX(エックス)への名称変更。今回はなぜTwitter(ツイッター)の名称が変更されたのかについて詳しく解説します。
簡単にわかりやすく紹介していきます
Twitter(ツイッター)からXになぜ変わったの?
Twitter(ツイッター)からXに変わった理由は下記の3点です。
- サービス名の変更をしたため
- 社長のマスク氏にとって「X」は非常にこだわりのある呼称であるため
- Twitter(X)のスーパーアプリ化を目指すため
詳細について紹介していきます
イーロン・マスク氏は7月24日、Twitterの名称をXに変更し、アイコンも青い鳥から黒いXマークに変更しました。2023年4月の時点で、Twitterはマスク氏が保有するX Holdings Corp.傘下の「X」という会社に統合されています。
つまり、以前からTwitterはX社が運営している状態となっており、今回の改名はサービス名の変更となります。
1999年、マスク氏はオンライン金融サービスと電子メール決済の会社である「X.com」を設立。Twitterの買収について「言論の自由を確保するためであり、万能アプリのXを加速させるためでもある」と述べています。
また、リンダ・ヤッカリーノCEOは、Twitterの機能刷新について「Xはオーディオ、ビデオ、メッセージ、決済/銀行業務を中心とし、人工知能(AI)を搭載したものになる」と述べています。
ちなみにXへの改名直前に「閲覧のみ」が不可能な状態となっています。2023年8月以降は、公式アプリからもブラウザからも、アカウントがなければ閲覧できない状態です。
Xのアカウントを作成することで、閲覧することが可能です
Twitter(ツイッター)からXへの変更点
Twitter(ツイッター)からXに変更するにあたり、どういった点に変更が生じるのか?ではないでしょうか。
前提として、Twitter(ツイッター)からXに変わること自体で機能面に大きな変更はありません。前述のとおり閲覧のみの利用は不可能となりましたが、アカウントを有している場合はいままでと同様のサービスを利用できます。
- Twitter(ツイッター)からXという新しい名称に変更
- 青い鳥のロゴがXのロゴに変更
- メインカラーが青から黒色に変更
- ツイートが投稿するなどに変更している
- ツイートの呼び方は「エックセズ」になるかも
1つずつ解説していきます
①Twitter(ツイッター)からXという新しい名称に変更
サービス名称がTwitter(ツイッター)からXに変更されたことで、サービスに下記のような変化が生じています。
- アプリ名称がXとなった
- 公式アカウント名がX(@X)となった
サービス名の変更に伴い、今後いろんなところでTwitter(ツイッター)からXへの表記変更が起こると予想されます。現在は表記変更が完了している状態です。
②青い鳥のロゴがXのロゴに変更
名称変更に伴いTwitterの代名詞ともいえる青い鳥(Twitterバード)が、スタイリッシュなXのログに変更されました。イーロン・マスク氏がXへの変更を告知した翌日、応募された新ロゴ案を起用するというスピーディーな変更でした。
ブラウザ・アプリ共に青い鳥(Twitterバード)の姿は消え、代わりにXのロゴが表示されています。
③メインカラーが青から黒色に変更
Twitter(ツイッター)といえば青色というイメージが強かったですが、Xへの変更に伴いメインカラーも黒に変更となりました。
メインカラーの変化に戸惑いや寂しさがあるとコメントしているツイッタラーも少なくありません。その一方で、黒もカッコいい色という声もチラホラ見受けられます。
ただ、アプリ・ブラウザともにボタンカラーなどは青色のままです。
④ツイートが投稿するなどに変更している
Xに変更以降、従来のツイート(投稿)のボタンが「投稿する」に変更されています。
今後さらに変わる可能性もありますが、従来のTwitterに慣れ親しんできたツイッタラー達にとってはさみしいと感じるかもしれません。
⑤ツイートの呼び方は「エックセズ」になるかも
Twitter(ツイッター)がXへと変更された2023年7月24日に寄せられた「名称変更後、ツイート(投稿)はどう呼ぶのですか?」という質問にイーロンマスク氏はX’s(エックスズ)と回答しました。
ただし、アプリ上では「ツイートする→投稿する」という表現に変化しています。正直、そこまで重要な要素ではないため「投稿する」で定着する可能性も考えられます。
Xは今後どのように変化すると予想される?
Xは今後、より利益を重要視した経営戦略をとる可能性が囁かれています。
元々、旧Twitterは世界有数のSNSではありましたが、Meta社のSNS(Instagram・Facebook)やYouTubeと比較すると利用ユーザー数は少なめ。広告戦略などの苦戦、サービス維持コストが大きすぎるといった理由で経営赤字でした。
イーロンマスク氏が就任して以降、従業員の大量退職など名称変更以外にも様々な改革が起こりました。一時期はTwitterオワコンなどの声も上がっていましたが、結果的にX(旧Twitter)は、2024年5月時点においても存在し問題なく機能しています。
Twitterのような巨大なプラットフォームが利益を回収する手段は広告以外にも存在するため、今後サービスを黒字にする改変が積極的に導入されていく可能性が高いです。
今後のXの変化が楽しみですね!