横山光輝の三国志とは?書籍のレビュー!電子書籍・アニメ・ゲーム・LINEスタンプなどを完全解説!

「横山光輝 氏について詳しく知りたい。」
「横山光輝 氏の「三国志」について詳しく知りたい。」

この記事に訪れた方は上記のように思っていませんか?

今回の記事では、横山光輝氏とその作品である「三国志」について詳しく紹介していきます。

漫画「三国志」以外にもアニメやゲームなど関連作品についても幅広く解説しています。

カナ

ぜひ参考にしてください。

目次

横山光輝 氏とは

日本の漫画家である横山光輝氏についての詳細は下記のとおりです。

出身地兵庫県神戸市
生誕年月日~没年月日1934年6月18日~2004年4月15日(69歳)
代表的な作品『三国志』『鉄人28号』『伊賀の影丸』
『魔法使いサリー』『バビル2世』
『仮面の忍者 赤影』『コメットさん』
作風・主にハードボイルド
・子供向けから大人向けまで幅広い

ファンタジーから歴史物語まで幅広いジャンルの作品を生み出し、日本漫画界の巨匠のひとりと呼ばれています。

客観的な描写と正攻法的な展開が特徴的な作風で、ハードボイルドな作品が多いですが、子供向けのストーリー漫画も得意としました。アニメ化された作品も多く、ロボットものや魔法少女ものなどアニメ界の先駆者的存在でもあります。

後年は、日本や中国の歴史物語を描くことに注力し、代表作の「三国志」などの超大作を生み出しました。

横山光輝 氏の三国志とは?

横山光輝氏の後年の代表作と言えば「三国志」があげられます。

後漢末期の中国を舞台に、蜀の劉備を主人公にして三国時代を描いた作品で、製作に15年も費やしたと言われる長編大作です。この作品で、横山光輝氏は第20回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞しました。

「三国志」では、三国時代が始まる契機となった後漢末期の黄巾の乱から、蜀の滅亡までの中国が舞台になっています。

三国の中でも、物語の主軸は一貫して蜀にあり、劉備が英雄のような存在、ライバルである魏の曹操が悪役として描かれています。

横山光輝 三国志 全巻 書籍について

横山光輝 氏の「三国志」 全巻の、書籍についての情報は下記のとおりです。

発売日2000年4月1日
巻数60巻
筆者横山 光輝氏
Amazonカスタマー
レビュー
タイトル

第1巻 桃園の誓い/第2巻 黄巾賊退治/第3巻 漢室の風雲/第4巻 乱世の奸雄/第5巻 董卓追討軍/第6巻 玉璽の行くえ/第7巻 江東の波乱/第8巻 呂布と曹操/第9巻 曹操の台頭[注 1]/第10巻 徐州の謀略戦/第11巻 孫策の快進撃/第12巻 南陽の攻防戦/第13巻 玄徳の危機/第14巻 呂布の末路/第15巻 玄徳の秘計/第16巻 曹操の智謀/第17巻 関羽の苦悶/第18巻 決死の千里行/第19巻 呉国の暗雲/第20巻 凶馬と玄徳/第21巻 孔明の出廬/第22巻 初陣孔明/第23巻 長坂の攻防/第24巻 孔明の大論陣/第25巻 赤壁の前哨戦/第26巻 赤壁の戦い/第27巻 南郡争奪戦/第28巻 進攻玄徳軍/第29巻 政略結婚/第30巻 周瑜と竜鳳/第31巻 馬超の逆襲/第32巻 渭水の決戦/第33巻 蜀への隘路/第34巻 落鳳坡の衝撃/第35巻 成都攻略戦/第36巻 漢中侵攻軍/第37巻 魏呉激突/第38巻 張飛の智略/第39巻 漢水の戦い/第40巻 漢中王劉備/第41巻 関羽の不覚/第42巻 曹操の死/第43巻 蜀の明暗/第44巻 蜀呉の死闘/第45巻 劉備の死/第46巻 孔明の南蛮行/第47巻 瀘水の戦い/第48巻 孟獲心攻戦/第49巻 出師の表/第50巻 孔明北伐行/第51巻 姜維の帰順/第52巻 街亭の戦い/第53巻 陳倉の戦い/第54巻 陳倉城攻略/第55巻 祁山夏の陣/第56巻 孔明の帰国/第57巻 祁山の戦い/第58巻 五丈原への道/第59巻 秋風五丈原/第60巻 蜀漢その後

小学校や中学校の図書室には必ずと言っていいほど置いてある、三国時代を描いた作品の中でも特に有名なシリーズです。

発売から20年以上たっていますが、今なお子供から大人まで幅広い世代で読み継がれています。迫力ある絵柄と明確なストーリーのおかげでどんどん読み進めたくなるので、全60巻というボリュームでも読みきれます。

全60巻を揃えて読みきれば、三国時代の歴史の流れが体系的に理解でき、三国志の基本的な知識を網羅することができます。

横山光輝 三国志 電子書籍について

横山光輝氏の「三国志」は、電子書籍で読むことも可能です。ただし、ebookjapanのみで販売しているので注意が必要です。

横山光輝 三国志 書籍と電子書籍どちらがいいの?

横山光輝氏の「三国志」を読みたい!と思っても、書籍版と電子書籍版のどちらで読むか迷いますよね。

そこで、「三国志」に関して、書籍版と電子書籍版それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。

本を選ぶときの参考にしてみてください。

「三国志」書籍版のメリットとデメリット

メリット子どもが手に取りやすい
紙で読む方が記憶に残りやすい
何人かで回し読みできる
コレクションになる
デメリット60巻分の収納場所がいる
手元にないと次の巻に進めない
汚れたり破れたりする恐れがある
持ち運びにくい

この作品の特徴でもある60巻というスケールを味わうなら、書籍版がおすすめです。全巻セットなら、おしゃれで、収納に便利なボックスに入って届きます。

また、お子さんに読んでほしいなら、書籍版を選ぶと良いでしょう。迫力あるイラストが興味を引き、強制せずとも自発的に手に取りやすくなります

「三国志」電子書籍版のメリットとデメリット

メリットいつでも次の巻に進める
書籍版より安く購入できる
拡大すれば細かい絵柄まで見える
収納スペースが不要
デメリット特定のページを探しにくい
充電や通信状況などの影響がある
データが消える恐れがある
目に悪い・疲れやすい

60巻をまとめて手に入れることにハードルを感じるなら、電子書籍版がおすすめです。物理的なハードルがない分、気楽に読み始められます。

また、外出先で1巻を読み切り「早く続きを読みたい!」と思ったときでも、電子書籍版ならその場ですぐに次の巻に進めます。

長編作品をより気軽に、なおかつ深く味わえるのも、電子書籍のメリットと言えます。

横山光輝 三国志 アニメについて

横山光輝氏の漫画「三国志」は、テレビ東京でアニメ化されています。アニメ「横山光輝 三国志」のDVDについての情報は下記のとおりです。

放送時期1991年10月18日~1992年9月25日
巻数12巻(47話)
監督奥田誠治
Amazonカスタマー
レビュー
タイトル

第1話 桃園の誓い/第2話 激闘!義勇軍/第3話 死闘!鉄門峡/第4話 勅使の罠/第5話 十常侍の陰謀/第6話 名馬・赤兎馬/第7話 暴虐将軍・董卓/第8話 乱世の奸雄・曹操/第9話 豪傑大合戦/第10話 蘇る野望/第11話 玉璽の魔力/第12話 白馬の若武者/第13話 激動の獅子たち/第14話 乱世の美女・前編/第15話 乱世の美女・後編/第16話 宿敵!二人の英雄/第17話 二つの計略/第18話 酔虎・号泣/第19話 幻の和睦/第20話 陳親子の陰謀/第21話 月夜の同士討ち/第22話 呂布・雪原に散る/第23話 放たれた虎/第24話 張飛の兵法/第25話 孤立の猛将/第26話 乱世の伏竜・孔明/第27話 引き裂かれた主従/第28話 決死の千里行/第29話 玄徳軍・大結集/第30話 官渡の戦い/第31話 凶馬決死の渡河/第32話 浪士・単福/第33話 徐庶の母/第34話 三顧の礼/第35話 孔明・初陣/第36話 孔明大手柄/第37話 曹操怒りの逆襲/第38話 大暴れ!子守り剣士/第39話 孔明大舌戦/第40話 美丈夫・周瑜/第41話 周瑜の殺意/第42話 秘策!水上大要塞/第43話 十万本の矢/第44話 黄蓋・苦肉の策/第45話 鳳雛・連環の計/第46話 赤壁の戦い・前編/第47話 赤壁の戦い・後編

基本的には原作である漫画に忠実なストーリーですが、原作の中盤である赤壁の戦いでアニメ版は終了しています。一部のエピソードが省略されたり、端的なナレーションのみで進む部分もあります。

一方で、葛亮孔明の若年期のエピソードや、アニメ版独自のキャラクターなど、原作を補足した物語の追加や演出の変更がされている部分もあります。

漫画原作の壮大なスケールがさらに引き立てられた、迫力ある作品です

横山光輝 三国志 ゲームについて

横山光輝氏の「三国志」はゲーム化もされています。ゲーム「横山光輝 三国志」についての情報は下記のとおりです。

発売日1992年6月26日
巻数6巻
ジャンル歴史シミュレーションゲーム
発売元エンジェル
Amazonカスタマー
レビュー

先ほどご紹介したテレビアニメ「横山光輝 三国志」に合わせて製作されたスーパーファミコン用のゲームソフトで、武将の絵柄などはアニメ版に準じています。

ゲームの内容は政略フェイズ、軍略フェイズ、行軍フェイズ、を繰り返しながら最終的に中国全土の統一を目指すというストーリーです。

時代背景は、後漢末期の黄巾の乱の頃と、三国鼎立が成立した後の頃です。ストーリーを進める上での主人公となる君主は、劉備以外の武将も選択できます。

後作の「横山光輝 三国志2」ではフェイズの区別がないなど、前作から大幅に使用が変更されています。

「横山光輝 三国志2」のゲームの舞台は、桃園の誓いから三国鼎立が成立した後の三国時代までを背景にしています。

横山光輝 三国志 LINEスタンプについて

横山光輝「三国志」の印象的なコマは、LINEスタンプにもなっています。

現在は販売が中止されていますが、横山光輝氏の別作品である「水滸伝」のLINEスタンプは販売されています。

まとめ

いかがでしたか?

横山光輝 氏とその代表作品の「三国志」について詳しく紹介してきました。

三国志や三国時代を描いた作品はたくさんありますが、その中でも横山光輝氏の「三国志」は時代を超えて読み継がれる不朽の名作です。

アニメやゲームなどの関連作品も幅広いので、いろいろな角度から横山光輝 氏の世界観を味わえます。

ぜひ自分に合った楽しみ方を見つけてみてくださいね。

カナ

最後までご覧いただきありがとうございました!

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